使用説明

初期設定/入力規則/項目説明
MANBOの初期設定、基本的な入力規則、各項目や用語について解説します。
(実際にMANBOを使用しているMSWがこのページを作成しました)


初期設定・・・・・入力をはじめる前に最初にしておくこと
◆入院病棟、担当SW、担当NSの値一覧入力
トップ画面から「メイン画面/フェースシート、入退院・外来歴、実施・経過」をクリック➔FaceList画面が表示
「FaceSheet」をクリック➔個別援助以外のFaceSheet画面が表示
FaceSheet画面の入院病棟、担当SW、担当NS(退院調整看護師を想定。スタッフがいない場合は不要)の値一覧を入力
※値一覧の入力方法:項目を選択するとドロップダウンリストが表示される。最深部の「編集」をクリックすると値一覧の編集画面が表示され編集が可能。(ダウンロード時は参考のためにA病棟、SW名、NS名などの値が入力されているので、それにならって編集をして下さい。参考用の値は削除してかまいません。)

◆実施登録のポップアップの職種、介入者の値一覧を入力
※デフォルトでSWが入っているため、SW以外の職種が利用しない場合は必要ありません
トップ画面から[メイン画面]をクリック➔[FaceList]が表示
上部「FaceSheet」をクリック➔[FaceSheet]が表示
「入・外歴」をクリック➔[入退院・外来歴]が表示
「実施」横の「+」をクリック➔[実施登録]の画面が表示
「職種」と「介入者」を選択し値一覧を編集


基本的な入力規則
性別、年齢、都道府県、受付日、保険・公費、種別、入院日、入院前生活場所、入院担当科、依頼経路、疾病分類、主病名、世帯内成人人数、キーパーソン、主介護者、退院日終結日、退院先、退院先種別、実施(濃淡ピンク)の項目は協会必須項目です。必ず入力をしてください
濃淡ピンクの項目のうち値一覧の編集が可能な項目(ドロップダウンリスト最深部に「編集」がある項目)については病院ごとに編集ができますが、濃淡ピンクの項目については削除はせず、追加のみ可能です。
上記以外の項目についてはすべて編集可能です。各病院ごとに編集し集計が可能です。必要に応じて項目を読み替えたり、予備項目を利用して自由に利用することも各病院の判断にお任せします。。


入退院・外来歴入力規則
ケース継続中に担当者の変更があった場合は、担当者のみ変更する
[入院]
入院前→入院中→退院後フォローアップが一連の流れとなる場合はひとつの帯に実施入力を行う

[外来]
外来での対応が継続している場合は「退院日終結日」を入力しない
外来対応が終結した場合には必ず終結日、外来終結理由の項目を入力する

(外来を終結する条件)
最終実施入力日から1年を経過している
※1年経過していても必要に応じて同じ入退院・外来歴を使い続けることもできる
最終実施入力日から1年経過していないが、(主訴が異なる再来の場合など)関係スタッフの判断により退院日終結日を入力する
※退院日終結日を入力後、継続した方が良いと判断される場合は修正が可能。
死亡または急性期病院における療養型病院への入院など基本的には再来の可能性がない、またはないに等しいとき


TOP
メイン画面/フェースシート、入退院・外来歴、実施・経過:メイン画面(FaceList)へ移動
連携先マスタ/関係機関情報:連携先マスタ管理画面へ移動
病名マスタ:病名マスタ管理画面へ移動
職員マスタ:職員マスタ管理画面へ移動


FaseList
[システム部分]
TOP:トップ画面に戻る
FaseSheet:FaceSheet画面に移動する(List一番上の患者のFaseSheetが表示される)
入・外歴:入退院・外来歴画面に移動する(List一番上の患者の最新の入退院・外来歴が表示される)
1.検索モード:検索モードにする
2.検索実行:検索を実行する
+新規 新規患者の登録をする
実施:実施入力情報参照画面へ移動する
経過:経過記録参照画面へ移動する
連携先:連携先情報参照画面へ移動する

[List部分]
患者ID:新規患者登録時に自動作成されるID。クリックすると対象患者のFaceSheetを表示
本院ID:病院ごとの独自の患者ID
分院ID:分院がある場合の分院独自の患者ID
現在位置:患者の居場所(検索用)。例)検索モードで現在位置を入院中、担当者にスタッフの名前を入力し検索実行すると入力したスタッフが担当している入院中の患者のListが表示される。
担当グループ:値一覧を自由に編集し利用可能。例)SWの人数が多い病院でAチーム、Bチームに分けるときなど
受付日:依頼受理日、初動日
担当Ns:担当Ns(担当退院調整看護師を想定)
入院外来:入退院・外来歴の数
実施:延べ実施数
変更日時:最終変更日時


FaceSheet
FaseList:FaceList画面に移動する
入・外歴:直近の入院外来帯画面に移動する
実施:実施入力情報参照画面へ移動する
経過:経過記録参照画面へ移動する
連携先:連携先情報参照画面へ移動する
[入退院・外来歴]
「受付日が若い」「終結日が入っていないもの」が上部に来るよう設定されています
入外ID:入退院・外来歴作成ごとに自動作成されるID(入退院・外来歴は何か項目を入力すれば自動作成される)
受付日:依頼受理日、初動日
公費・保健:入院時保健情報(変更があったときは最新の情報を入力
種別:入退院・外来種別
疾病分類:主病名を選択しやすいよう、ICD-10により分類したもの。選択により主病名のドロップダウンリストが変化する
主病名:旧データベースと同一項目(ICD-10を参考に、かかわることが多いと思われる病名を抽出したもの)
世帯内成人人数:患者と同世帯内の成人人数(未成年は含まない)
配偶者(内縁含む):配偶者(内縁含む)の有無
キーパーソン:キーパーソンの有無、続柄
主介護者:主介護者の有無、続柄
退院日終結日:入院の場合は退院日。外来の場合は終結日。外来の継続ケースについては空欄のままでもよい。その場合、異なる主訴で再度ケースが始まった場合には以前のものに終結日を入力し、新しい外来歴を作成する。
退院先:退院先の種類(選択により退院先種別の項目が変化)
退院先種別:退院先種別。自宅退院時は連携した職種に準じて項目を選択する。ケアマネジャーのみと連携した場合は「ケアマネ等」、訪問診療・訪問看護・ケアマネジャーと連携した場合には「訪問診療訪問看護ケアマネ等」を選択する。
[家族構成]
同居:患者と同居か別居かなど物理的な家族の状況
Key/主介護者:キーパーソンか、介護者かなど家族内の役割。
[連携先]
連携先ID:連携先マスタ管理時、連携先登録ごとに自動作成されるID
連携先名:連携先名(半角・全角など入力方法を病院ごとに決定することが望ましい)
連携先種類:連携先の種類。必要に応じて追加・削除など編集可能。
開始日:連携が開始した日
終了確認日:担当変更などにより連携が終了したことを確認した日
123:連携先1~3の選択用項目
[委託事業/病名]
委託事業:病名マスタ管理をすることでがん相談支援、肝疾患などの委託事業ごとの病名を入力できることを想定している。協会でデータを収集するわけではないため病院独自の運用も可能。
初回受付日:新規患者登録日、FaceSheet作成日
受付職員名:新規患者登録者、FaceSheet作成者名
紹介施設:紹介施設
紹介者:紹介施設担当者
終了原因:終了理由※本データベースにおける終了の概念は「死亡または急性期病院における療養型病院への転院など基本的には再来の可能性がない、またはないに等しいときのみ」としています。
統計用項目1~5:FaceSheetに紐づいた統計用の項目(任意)


入退院・外来歴
[入退院・外来歴]
算定項目1:診療報酬算定項目
算定項目2:診療報酬算定項目
連携先1~3:下部の「連携先」タブを正確に入力すると表示
外来終了理由:終了理由(外来対応のみ)
実働開始日:SWの初動日(受付日と異なる初動日のデータを取りたい場合に利用)
[実施・経過]
日付:実施日
職種:職種
介入者名:介入者名(職員マスタを管理すれば自動入力)
主対象:主対象者
副対象:副対象者
対象3:その他対象者1
対象4:その他対象者2
援助方法:援助手段。「2職種面接」は退院調整看護師とともに面談したことを想定
大項目:業務指針大項目(必須)
小項目(左から1番目:大項目に応じた業務指針の小項目。旧データベースと同一。
小項目(左から2~3番目):業務指針小項目
小項目(左から4番目):東京都指定月報項目
※小項目は各病院で編集可
分:援助時間(5分単位切り上げ)
回数:援助回数
委託:委託事業名
診療科:診療科(入退院・外来歴の診療科の入力がされていれば自動入力)
病棟:病棟(入退院・外来歴の病棟が入力されていれば自動入力)
経過(空欄):経過記録入力欄
重要:重要記録チェック欄
意向:患者の意向、援助方針チェック欄
終了:終了時記録チェック欄
[連携先]
123:1~3の値を入力すると連絡先1~3に入力される(これを入力しないとデータベースに反映されない)
連携先ID:連携先マスタ管理時、連携先登録ごとに自動作成されるID。マスタに登録済みであればIDを入力ないしドラッグすれば自動で他の情報も入力される)
連携先名:連携先名(半角・全角など入力方法を病院ごとに決定することが望ましい)
連携先種類:連携先種類
開始日:連携が開始した日
終了確認日:担当変更などにより連携が終了したことを確認した日
123:連携先1~3の選択用項目


連携先マスタ
+新規 新規連携先の登録をする(クリックすると新しい行が出現)

[連携先マスタ入力規則例(北里大学病院入力規則)]
(対象)
マスタ管理するのは、近隣やよく使うと思われる施設・事業所。年に1回程度以下の利用頻度で、優先順位が低いと思われるところであればマスタ管理はせず、直接入力。ただし、下記入力方法を守り、連携先1~3の番号や、連絡先種類、連絡先名は必ず入力する。
(入力規則)
空白(スペース)は利用しない
名称は必ず正式名称、全角。 半角は利用しない。
名称以外の英数字は半角
近隣の病院はマスタに入力
近隣以外でも、頻度が高い病院・ケアマネは入力
事業所がなくなった場合、名称変更した場合は備考欄に日時、理由を入力
(連携先名)
法人名団体名は入力しない
居宅介護支援事業所は入力しない
行政は市区と正式名称を入力。
(所在地)
市区までは必ず入力
(電話番号)
市外局番まで必ず入力


病名マスタ
+新規 新規委託事業・病名の登録をする
疾患分類:疾患分類(協会必須項目のため追加・削除してはならない)
病名:病名
委託事業:委託事業名